動画像のセグメンテーション

画像から物体と背景を切り分けるためには、画像中から物体、背景およびそれらが混ざり合った領域を大まかに指定する必要があります。 本研究室では、動画像に対してこれらの情報を効率よく与える研究を行っています。

matting


 

ベイズ推定による手法

動画像に対して事前情報を与えることを考えたとき、1フレームずつ人間の手によって領域を指定することは非常に負担が大きく、現実的ではありません。 本研究では最初のフレームに対してのみ事前情報を与え残りのフレームに対しては前フレームより得た情報を用いて物体領域となる確率を求めることで事前情報を与えます。

beys_presumption


 

前景推定に基づく手法

別のアプローチとして、前景推定に基づく手法では、動画像からあらかじめ対応点を取得し、背景差分を取ることや物体と背景のクラス分割を行うことで、物体の領域らしさを動きに依存せずに事前情報を与えることができます。

foreground_presumption


 

クロマキー処理による手法

背景など、環境が大きく制限されますが、クロマキー処理を行って物体のおおよその形を得てから詳細な推定を行うという手法があります。 この手法では背景の色と異なる色の物体を用いることで単純な処理で物体の領域を推定することができます。

chromakey